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空手道型の女王 宇佐美里香 渾身の演武、観戦に見る「世界」と「日本」の温度差! [空手]

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昨日(3月6日)中学校武道の空手について触れましたが、本日はその続きみたいな話です。

2012年(古い話ですみません)に、フランスのパリで行われた第21回世界空手道選手権大会 女子型の部の決勝をyoutubeで今でも観ることができます。

その時、優勝したのは日本人の宇佐美里香さんです。

無題.png
出展 Blogs.yahoo.co.jp

宇佐美さんは、高校生の頃から数多くの大会の「型」で優勝、「空手道型の女王」と呼ばれてきました。そして、この世界大会優勝で有終の美を飾り、競技者としては引退されています(世界大会王者といっても、柔道王者ほど名前が知れ渡っていないのが残念です)。

世界大会決勝での型は、チャタンヤラクーサンクー(漢字で書くと「北谷屋良公相君」)。
スピード、切れが素人目に見ても物凄く、素晴らしい演武です。
美しい女性が演じる型は、武道が本来持つ「厳かさ」に加え「華」がありますね!
ご興味のある方はこちらでご覧になれます。


しかし私は、観ていて気なっていることが、他にあるのでその辺のことを少々。

まず、観客が多いということにびっくりです。
かなり大きい会場のようでしたが、ほぼ満席のように見受けられます。
日本で伝統空手の大会を行っても、観客席はガラガラという事がよくあります。しかも、その少なめの観客は出場選手の応援団がほとんどかな、という感じがしますし。

次に観客の応援の仕方です。
それが良い事なのかどうかは別として、宇佐美選手の一挙手一投足に呼応して声援を送っているようでした。

さらに印象的だったのは、型の終盤に2段下蹴りへの準備に入ったとき、観客席から自然と手拍子が始まりました。陸上選手が走り幅跳びの助走前によく起こるアレ風です。
観客はちゃんと型の流れを理解して観ていることが、これで分かります。

そして二段蹴りを放つまで手拍子で盛り上げ、着地後の残心のタイミングで大拍手。
型が終了したあとは、大観衆がスタンディングオベーションです。

えー何が言いたいかと申しますと
観客のレベルが日本よりずっと高いではないか!という驚きです。
空手を愛する人が、母国日本よりずっと多いのではないか!という憂いです。


せっかく空手道が、2020年東京オリンピックの追加種目に選ばれたのですから、母国の誇りをもってその時を迎えたいではありませんか!

選手や関係者は、宿願であったオリンピックに参加ができるわけですから、それへ向けて必死で努力していくことは間違いありません。

合わせて観る側もレベルアップして、心を込めて応援をして行きたいものです!
「柔道」もいいけど「空手道」もねっ!
どおですかぁ、お客さん!


よーし、空手道を応援するぞ!と思って頂けたなら、
ポチッとお願い致します!



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