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業師 宇良関、「幻の大技」へ高まる期待! [相撲]

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いよいよ大相撲三月場所の開幕が近づいてきました。
本日は、地元大阪出身力士 宇良関の話題を一席。

宇良関はアマチュア時代からアクロバティックな取り口が特徴で、
「居反り」という大技が代名詞になっている力士です。

「宇良関の新入幕」のことはこちらに書いていますので、よろしかったら、ついでに、ぜひ!


ちょっと前の話で恐縮ですが、今年の初場所13日目(1月20日)、当時 東十両3枚目だった宇良関が、十両以上では史上初の大技「たすき反り」で勝っています。

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出展 FavoToTo

1955年5月に日本相撲協会が制定発表した「決まり手」は68手。
その後60年1月に70手になり、さらに01年には12手と勝負結果3(つき手、つきひざ、踏み出し)を追加し、現在は82手となっています。

そして!
今年初場所まで1度も出ていない決まり手は5手あったのですが、そのうちの一つ「たすき反り」が宇良関によって出ましたので、残る「幻の技」は次の4手となりました。

(1) 掛け反り
か 掛け反り.gif
出展 まるほんネット

相手の差し手のわきの下に自分の頭を入れ、
足を踏み込んで切り返すように後ろへ倒すか
「外掛け」で反り倒すこと。


(2) 撞木(しゅもく)反り
撞木反り2.gif
出展 まるほんネット

低く構えて頭を相手の脇の下に入れて肩の上に担ぎ上げ、
体を反らして相手を後ろに落として勝つ大技。


(3) 外たすき反り
外たすき反り2.gif
出展 まるほんネット

相手の差し手を抱え、
上からもう一方の手を相手の差し手の方の内股に入れ
自分の体を反らせて倒して勝ちます。


(4) 送り掛け
お 送り掛け2.gif
出展 まるほんネット

相手の後方から足を掛けて倒すこと。
外掛け・内掛けは問わない。

上記のうち、(4)の送り掛けは01年に新設された決まり手ですが、
(1)~(3)は62年間生まれていない、まさに「幻の技」。

「業師 宇良関なら、62年間の沈黙を破ってくれるのではないか」
そんな期待が高まります。


話は戻りますが、
宇良関が初場所「たすき反り」で勝った
相手の天風関 は、身長185㎝、体重202㎏(関取最重量)。
対する宇良関は、身長173㎝、体重128㎏。

12㎝高く、74㎏も重い相手を翻弄し、幻の決まり手というおまけまで付けて勝利しました。
これぞ体重でクラス分けしない大相撲の醍醐味といえましょう!

関取としては小柄な体を生かした、変則相撲に注目が集まる宇良関ですが、
ベンチプレスでは160㎏を挙げるパワーを秘めています。

技は力の中にあり!(大山倍達 談)。

大相撲界のファンタジスタ 宇良関の活躍を,
めちゃくちゃ楽しみにしたいと思います!!


宇良関が大活躍することを祈念して、
ポチッとお願い致します!

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