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「史上初!プロレス総選挙」観ましたよー!! [プロレス]

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3月13日未明、「史上初!現役・OBレスラー200人&ファン1万人が選ぶプロレス総選挙」がテレビ朝日系で放送されました。
私、リアルタイムで観きってしまいました。

この番組、本来は前日の日曜日、午後8時58分からというゴールデンタイム(死語ですか?)に放送されるはずでしたが、前の番組「WBC 日本×オランダ」の試合が長引き、そのあおりを食って、日が変わっての放送となってしまいました。

WBCの試合は、瞬間最高視聴率は32.6%、平均視聴率25.2%だったそうなので、テレビ局の判断は、大正解と言わざるを得んのですが・・・。

とはいえ、古いプロレス者の私としては、プロレス関連の番組が、ゴールデン枠で企画されたことに賛辞を贈りたいと思います。


気になる「プロレス総選挙ベスト20」の結果は
以下の通りです

1位 アントニオ猪木(12964票)
2位 ジャイアント馬場(6562票)
3位 初代タイガーマスク(5625票)
4位 オカダ・カズチカ(4571票)
5位 力道山(4264票)
6位 棚橋弘至(4145票)
7位 ジャンボ鶴田(3479票)
8位 獣神サンダー・ライガー(3471票
9位 三沢光晴(3219票票)
10位 スタン・ハンセン(2635票
------------------------------------
11位 長州力
12位 武藤敬司
13位 小橋建太
14位 天龍源一郎
15位 ケニー・オメガ
16位 橋本真也
17位 蝶野正洋
18位 ハルク・ホーガン
19位 真壁刀義
20位 アンドレ・ザ・ジャイアント


番組は、20位から順番に名前が発表され、本人が特設リングに登場し、それぞれの経歴やエピソードが映像で紹介され、それを観た司会者の爆笑問題の二人や、多彩なゲスト人が補足したり、ちゃかしたりするという、この手の番組の鉄板のスタイルで進行されて行きました。


なかでも、6位の棚橋選手のリングで見せるマイクパフォーマンス
「愛してます」の誕生秘話が心に残りました。

Hiroshi_Tanahashi_2016.jpg
写真はWikipediaより

格闘技ブームに沸いた十数年前、プロレスは不遇の時代を迎えていました。そんな状況の中の2006年、棚橋選手は新日本プロレスの最高峰のIWGPヘビー級王座に挑戦することになったのですが、契約上のトラブルからチャンピオンであるブロック・レスナーが来日不能となってしまいます。

それに伴いタイトルマッチが中止となり、急遽新王者決定トーナメントが北海道の月寒ドームで開催されました。棚橋選手はこれに参加し優勝、ついに念願のIWGP王座初戴冠を果たしました。
そして、プロレス人気が地に落ちていたこんな時にも、会場へ運んでくれ観客に対し、
感極まって叫んだことばが「愛してます」だったのでした。

その後も棚橋選手は、自分たちの世代の選手たちで、必ずまたプロレス人気を取り戻そうと、年間約100試合というハードなスケジュールをこなしながらも、空いた時間を集客や人気確保のイベントの企画や参加に充てたり、自らチケットを売るといった地道な営業活動をずっと続けてきました。
そんな努力が実り、今日のプロレス人気へと繋がりました。

この秘話に、私は素直に感動。古いプロレス者も棚橋選手のファンになってしまいそうです。棚杯選手の苦労話を語ってくれたのが、かつての名選手 山崎一夫さん。UWF時代に何度も試合を見に行きました。見事にやつれたおっさんの風貌になっていたのはちょっと悲しかったけど、お顔を見られて嬉しい。ついでに付け加えると、安生選手も焼き鳥屋のおやじになった姿で出ていましたよ。


さて、その他のベスト10を振り返ります

10位 スタンハンセンの「今」がみられたのはよかったです。天龍との死闘(ほんとに天龍が殺される!と思ったアノ試合が忘れられません)のことで、天龍の「あの時ハンセンはムチャクチャだった」という発言を受け、ハンセンは「お前もクレージーだった」と笑顔で返していました。いいな~、この感じ。

9位 三沢光晴は、「試合中の事故での死」で伝説となったということでしょう。三沢選手といえば「エルボー」と答えていたファンの方が多かったのですが、記録映像を見て納得。確かにエルボーかましくっていましたね。

8位 獣神サンダー・ライガーは私的には意外だったのですが、長く現役を続けてきて、幅広い層のファンを持っているという事なのでしょうか。

7位 ジャンボ鶴田は、「鶴田日本人最強説」が根強く生きているのが分かりました。バックドロップが凄かったのですが、若いころのドロップキックも相当凄いです。驚異の身体能力と無尽蔵のスタミナを持つ天才レスラーでした。

5位 力道山については、かつての英雄伝説は時代を超えて語り継がれている、といったところでしょうか。

4位 オカダ・カズチカは、現在の新日本プロレスのエースです。甘いマスクと、鍛え抜かれた肉体美。そしてプロレスラーとしては近頃まれにみる長身。加えて驚異の身体能力。あの信じられないぐらい高い打点のドロップキックはすごいの一言。スター選手の要素をすべて持っている人です。だから、ほんとは1位にならないといかんのです。

3位 初代タイガーマスクというのはちょっと驚きです。新日本プロレスで「タイガーマスク」として活躍した期間はわずか2年ほど。だから余計に強烈に印象に残っているのでしょうね。

2位 ジャイアント馬場は、やはりここに来たか、という感じです。現在でも「ジャイアント馬場」の名前を知らないという人、はあまりいないのではないですか。かつての人気プロレスラーは国民的スターだったのです。

1位 アントニオ猪木は、ただ一人5桁の得票数で圧勝です。さすがプロレスの生けるレジェンドと感心した反面、まだプロレス界は猪木の呪縛から解き放たれていないのだな、とちょっぴり憂いの感想も湧きます。
「元気ですか~っ」で登場し、「いち、に、さん、ダーッ!」で番組を締めておられました。


個人的には、ミスタープロレス天龍源一郎が14位に甘んじていたのが不満です。

sp_tenryu2.jpg
出展 天龍プロジェクト

私的には猪木、馬場に次いで3位だと思っています。あの余裕かましのジャンボ鶴田を本気にさせての全日名勝負数え唄、阿修羅原と組んでの龍原砲。素晴らしかったです。


古いプロレス者の私としては、ちょっとコーフン気味でいろいろ書きすぎてしまい、長い記事となりました。ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。

でもほんとは、ぜんぜん書き足りないのですが、本日の試合は時間切れでゴングという事にさせて頂きます。


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