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「スバリスト」だった日々。 [クルマ]

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懐かしい写真が出てきたので、アップします。
かつての愛車、スバルレオーネ 4WDです。

撮影場所は、石川県の千里浜なぎさドライブウェイ。
全長約8㎞の、“クルマで砂浜を走れるドライブウェイ” として有名なところです。
撮影時期は、たぶん80年代終わりか90年代初めころ(記憶曖昧です 笑)。

IMG_9014.JPG
パッと見た目はノーマルなのですが、マニアックな小改造をしています。
ホイールをラリー用のアルミホイールに替え、タイヤも60のスポーツタイヤに。
バンパー下に、純正フォグランプを装着。
ヘッドライトを、ラリー用の120Wのものに交換。
気分は、チーム スバルの「ラリースト」だったのです。

当時 スバルは、今のような一般的人気は無かったのですが、同社の独自技術やクルマに対する考え方に、深く共鳴するマニアックなオーナーたちが存在しました。
それが「スバリスト」と呼ばれる人たちだったのです。私も、その中の一人でした(笑)

「スバリスト」同志は仲間意識が強く、スバル車同志が道ですれ違う時、サッと右手を挙げて挨拶していました。「スバルサイン」と呼ばれた挨拶です。当時は、街でスバル車を見ることが少なく、特に雪国以外でスバルの4WDに乗っているような酔狂な人は、ほぼスバリストと見て間違いなかったと思われます(笑)。


では、スバリストのスバル自慢を少々。

スバルは4WD(最近ではAWDと称する)技術で有名ですが、実は本格的なFF車を量産したのは、スバルが日本初なのです。ホンダじゃないのですよ。( ̄^ ̄)エッヘン

今では当たり前となったモノコックボディや4輪独立懸架などは、スバル360のデビュー当時からやっています。これももちろん、日本初ですね!( ̄^ ̄)エッヘン

4WDといえば、ジープみたいなクルマしか無かった頃に、乗用4WDを作ったのも、
世界ラリー選手権に、乗用4WDで挑戦したのも、スバルが世界初。
アウディーより先なのですよ!( ̄^ ̄)エッヘン

もっと自慢続けたいけど、今日はこのぐらいにしといたろ(笑)

IMG_9020.jpg
上の写真は、私が持っている、スバルに関する本の一部です。
その中から、私が乗っていた、「オールニューレオーネ4WD」に関する本を2冊ピックアップして、いかにもマニアックなその内容について、触れてみましょう。


ルイ子 MY WAY
IMG_9022.jpg
はやせ淳 という方が描いた漫画です。
主人公 ルイ子が操るレオーネ4WDターボが、ラリー選手権で活躍する中、それに纏わる人間模様を描いた物語。スバリスト以外の人が読んでも、きっと感情を移入できない孤高の作品です。
ちなみに、作者の方も濃い口のスバリストでした。
現実にも、レオーネは内外のラリー競技で大活躍をしています。
その後、実質的後継車種である「インプレッサ」が、WRCのワールドチャンピオンに輝くのです。


レオーネ4WDと大いなる自由の本
IMG_9018.jpg
レオーネ4WDの特性や優位点、4WDの操作法やドライビングテクニック、ドレスアップ法、競技への参加法方法、整備点検マニュアルなどを詳解した、超マニアックな本。
こんな本、よく商業出版されたものだと感心します。まあ、当時はインターネットなんぞ無かったわけで、こんなモノでも無いと情報入手が難しかったですからね。


私は、結婚前、FFレオーネに乗っていました。
4ドアセダンなのに、見た目イカツイ油圧式衝撃吸収バンパーが装着され、おまけにハンドルがクソ重たいスパルタンな1台でしたが、デート・カーとして活躍してくれました。

結婚を機に乗り換えたのが、今回紹介したレオーネ4WDです。
夏の旅行などにも利用しましたが、なんと言ってもゲレンデ・エクスプレスとして、大活躍してくれました。近場の関西エリアをはじめ、信州や妙高、岐阜、富山方面まで遠征したものです。
子供たちが幼い頃は、このクルマでお出かけでしたし、正に想い出はレオーネと共にあった、といった感じですね。

その後、トヨタ~日産と乗り換えました。クルマはすっかり日常の足代わりだけのモノです。
そういやスバリスト卒業と同時に、マニュアルミッションも卒業してしまいました(笑)
私は今、スバリストだった日々を思い出し、遠い目になっております。


【関連記事】
⇨スバルインプレッサが、JNCAP衝突安全性能評大賞を受賞!


クルマを操るという感覚は、やはりマニュアルミッションだ!
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コメント 33

フヂ

車運転できないので全く知識はないのですが、
友人は父親共々スバリストだそうです。
ルイ子…味わい深そうな作品デスナ。
by フヂ (2017-07-18 23:50) 

hatumi30331

車の事は良く分かりませんが・・・・

明日は車で青山リゾートにゆりを見に行ってきます!
関係ないね。 運転はパパリン。(笑)
by hatumi30331 (2017-07-19 00:03) 

viviane

結婚を機に乗り換えたレオーネ4WDですか・・・懐かしい~
車の構造には全く疎いですが、車は大好きです♪
乗らない日はないかも・・・
物心ついた時に父が乗っていた車はスバルでした
車酔いが酷かった私(今でも)
運転すると~「族」になり元気になります^^
石垣島が沖縄好きになったきっかけなんですね~
良く分かりました!うめむすさんのハマる性格(^^)/



by viviane (2017-07-19 00:25) 

REE

20cmから25cmぐらいです。
手にも乗り、可愛いですよ。
お安いです。笑
by REE (2017-07-19 06:02) 

majyo

千里浜なぎさドライブウェイは 観光バスで走りました
気持ち良かったですね。
あれ以来砂浜走行の経験はありません。

by majyo (2017-07-19 07:16) 

みぃにゃん

また再びスバリストに帰られて見られては?今の車で当時の気持ちにさせてくれそうな車種ありますか?
by みぃにゃん (2017-07-19 07:34) 

いっぷく

車はサッパリなので、安いもの、セールスマンに勧められたものを買うだけです。
シビック、マーチ、サニー、セフィーロと35年で4台はやや少ないでしょう。
しかも、シビックとマーチは車検をとらずに手放したので、
その大半をサニーとセフィーロです。
とくにセフイーロは、21世紀になる前から……
税金もちょっと高くなりました。
by いっぷく (2017-07-19 08:22) 

トロル

免許は持ってるけど更新だけしてるペーパーです。
いまだに、運転してて焦っている夢を見ます、怖いです。
スバルから、トヨタ、日産に乗り換えたのはなんで⤴︎?
by トロル (2017-07-19 10:15) 

tsun

私の最初のクルマは、JUSTYのパートタイム4WD(火の玉ボーイ)でした。
そのレオーネのクーペが欲しかったのですが、社会人1年目でしたので・・・(汗)
by tsun (2017-07-19 11:42) 

saia

スバリストなる言葉があったとは! 知らなかった!
今こちらで住んでいる所のすぐそばに、以前スバル自動車の販売店があり、ずっと親しみを感じていました。
もしかすると、ドイツでもスバリストがいるのかもしれませんね♪♪
あの6つ星のマークもカッコイイです(≧▽≦)

by saia (2017-07-19 14:34) 

ちぃ

スバリスト、私の知らない世界です^^;
ちなみにおっとはツーストロークマニア。
ツーストローク?フォーストローク??
何度聞いても全く理解できない私です・・・・・
by ちぃ (2017-07-19 15:11) 

KENT0mg

スバル360がかっこいいですよね。
昔、富士重工のお偉いさんと話した時に清掃車のシェアがダントツのトップだったと聞いたことがあります。今は事業譲渡されたようですが・・・
近いうちにスバルネタをやってみますね。
簡単なやつを!^^
by KENT0mg (2017-07-19 18:28) 

うっかりくま

車の歴史は家族の歴史。。
その頃何を大事にしていたのかがわかりますね。
アイコンはレオーネより丸っこい別の車でしょうか。
ところでKENTさんがうめむすさんに替って拙ブログ
にコメントして下さったのでご報告まで。。(^^)

by うっかりくま (2017-07-19 19:55) 

うめむす

フヂ さま
そのご友人とお父様に、宜しくお伝え下さい、ぜひ!
「ルイ子…」は全1巻、わずか200ページあまりの作品ですが、
スバリストの琴線に触れるキーワードが散りばめられており、
完全に読者を絞った、でも、その人たちの感動を確実に呼ぶ物語です。
「ラリーとは“再び集まる”という意味である」
これが、この作品のコンセプトです。
by うめむす (2017-07-19 21:19) 

うめむす

hatumi30331さま
クルマは、ただの機械にすぎないのに、
アタマに「愛」を付けて呼ばれます。
「愛車」
クルマ好きな人にとっては、かけがえのないパートナー。
メカのことはどうでもいいですが、
この気持ちを、少しでもご理解いただけたら、嬉しいです!
by うめむす (2017-07-19 21:22) 

うめむす

viviane さま
お父様、スバルを選ばれていたとは、相当クルマ好きだったのでは(笑)
クルマを颯爽と走らすviviさん、カッコいいだろうなー!
実は、私、憧れのクルマはイタ車です。
古くは、マセラティ・ヴィトルボ、アルファロメオ164、ランチアデルタ・・・
最近のクルマでは、アルファロメオ・ジュリエッタ!
色はもちろん「真っ赤」が、男の「愛車」に相応しい!
そんなことを考えながら、白い日産ティーダに、とことこ乗っています(笑)
by うめむす (2017-07-19 21:23) 

うめむす

REE さま
REEさんの翌日の記事に、答えがあったことを、
コメントしてから気付きました。
それなのに、ご丁寧にお答えくださり、ありがとうございます。
子供の頃、カナヘビを飼ったことを、思い出しました(笑)
by うめむす (2017-07-19 21:24) 

うめむす

majyoさま
公式に、クルマで砂浜を走ることができるドライブウェイは、
たぶん、日本では千里浜だけだと思います。
でも、スバルの4WDなら、
非公式なフカフカ砂浜でも、気持ち良く走る能力がありますよ。
by うめむす (2017-07-19 21:26) 

うめむす

みぃにゃん さま
今のクルマでも、それを作る人たちの情熱は、変わっていないと思います。
それを受け取る側の気持ちが、昔と大きく違ってきているのです。
今の若い人たちには、「愛車」という概念が無いようですから。
by うめむす (2017-07-19 21:29) 

うめむす

いっぷくさま
シビック以外は、日産車を乗り継いでられるのですね。
担当セールスマンとの繋がりを、大切にされているのだと思います。
セフィーロは、おおらかで飽きのこない、良いクルマです。
長く乗られている気持ちが、理解できます。
by うめむす (2017-07-19 21:30) 

うめむす

トロル さま
ウチの息子がペーパー状態で、たまに運転練習に付き合うと、怖いです。
娘はスイスイ運転しますが、極度の方向音痴で、そっちが怖い!

子供たちの成長期、セダンからステーションワゴンに乗り換えたかったのですが、
レガシィはウチのガレージでは高さが足らず、入らない、
インプレッサは入るけど、荷室が狭く、ステーションワゴン的でなかった、
で、選んだのが、トヨタのカルディナだったわけですが、良いクルマでしたね。
今は日産ティーダですが、これは娘が運転しやすいショートハッチであることと、
ちょっぴり私のデザイン的趣味で、選んだクルマです。

いよいよアンゼリカの「食べ納めセール」もクライマックスですね。
ますます忙しくて大変だと思いますが、ぜひ頑張って乗り切ってください!
でも、KENT0mg さんや うりくまさん は食べられたのに、私は食べていない。
ううっ、やっぱり悔しいです(≧Д≦)
by うめむす (2017-07-19 21:34) 

うめむす

tsun さま
おお、1200CC 3バルブの、ホットバージョンですね!
JUSTYも、国内ラリーで大活躍していました。
レオーネのクーペでは、RX-Ⅱに憧れましたよ!
by うめむす (2017-07-19 21:37) 

うめむす

saia さま
「スバリスト」は、スバルのコアなファンの間で、古くから使われていた名称ですが、スバルの人気が出た今では、あまり耳にすることがなくなりました。
スバル車開発のベンチマークはドイツ車なので、ドイツ人に受けそうですが、あまり売れていないようです。
同じ様なクルマなら、自国製のクルマを買うでしょうからね。
スバルが今人気なのは、北米です。
ホントに飛ぶように売れているそうですよ!
by うめむす (2017-07-19 21:44) 

うめむす

ちぃ さま
「スバリスト」は、ほとんどの人が、知らない世界です(笑)
ツーストロークとは、2サイクルエンジンのことでしょうね。
ご主人は、バイクに乗っておられるのだと思うのですが・・・。
by うめむす (2017-07-19 21:49) 

うめむす

KENT0mgさま
スバル360は、間違いなく名車です!
でも、今のスバル車の直接の原点は、スバル1000です。
そしてその改良型である、ff-1こそが、
スバル初期の、最高傑作だと思っています。
清掃車のことは、知らなかったです。
ううっ、悔しいです(≧Д≦)
スバルネタ、楽しみにしておきます!
by うめむす (2017-07-19 21:52) 

うめむす

うっかりくま さま
子供たちが、小学校5年の時だったかな、
ウチのクルマが、カルディナになったのは・・・。
ステーションワゴンのある暮らしに、憧れていたのですよ。
リアハッチを跳ね上げて、庇代わりにし、
荷室の入り口あたりに腰を掛け、コーヒーを飲む。
そんなイメージしていたシーンの通りに、子供たちと写真を撮りました。
ほんに、車の歴史は、家族の歴史ですなー。
さらに、遠い目になっているワタシ(笑)
by うめむす (2017-07-19 21:57) 

笠原嘉

レガシーの前進のクルマだ。
このクルマでノウハウを培ったって
事ですね。 ^^
by 笠原嘉 (2017-07-20 18:56) 

うめむす

笠原嘉 さま
nice!、コメントありがとうございます!!
はい、そのとおりです!
スバル4WDの歴史は、レオーネでスタートしました。
そして、レガシーで一気に開花した!といった感じですね。
by うめむす (2017-07-20 22:47) 

トックリヤシ

トヨタ・日産と乗り継いで
私の車人生の最後にとスバル(フォレスター)を選びました。
何となく今までと違ったフィーリングを感じ
ドライビングを楽しんでいます。
もっと早くスバリストになっておれば良かった・・・

by トックリヤシ (2017-07-21 09:13) 

うめむす

トックリヤシ さま
前にも、同じようなことを言いましたが、
フォレスターが羨ましいです!!
ぜひ、充実したスバリストライフをお楽しみください!
ついでに、もう一言、
石垣島、大好きです♡
by うめむす (2017-07-21 23:24) 

me-co

こんばんは。雪山に行くので、初代・2代目とレガシィに乗ってた元スバリストです。今でも雪道では「一番出来が良い!」と思います。スタビリティ・コントロール・システムが今ほどテッパンじゃなかった頃でアレですから、今なんか鬼に金棒じゃないでしょうか?。先日、「運転代われ」いわれて仲間のフォレスター(アイサイトver2搭載)運転したことがありますが、運転支援機能も他社よりよく出来てる思いました。わたくしも遠い目になってます(汗)
by me-co (2017-07-22 23:03) 

うめむす

me-co さま
マニアックなコメント、ありがとうございます(笑)
研究熱心なスバルのことですから、
モデルチェンジごとに、格段の進歩を遂げていることと思います。

でもね、
私が乗っていたレオーネは、パートタイム式だったので、
FFと4WDの走行性能の差を、まともに比較検討できたのですよ!
雪道でFFから4WDに切り替えた瞬間、
パッと車体が安定するのを、ケツの下で実感できました。
最新のスバル車に乗れていないのは、ちょっと悔しいですが、
「あの感動だけは、味わえないだろ」と自慢しておきます(笑)
by うめむす (2017-07-23 00:39) 

タッチおじさん

ゼロ戦の
by タッチおじさん (2017-07-27 12:12) 

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