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祭りの準備! [日常雑感]

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南大阪の「泉州」地域では、秋祭りといえば「だんじり祭り」を指すことが多い。
全国的に有名な岸和田「浜手」のだんじり祭りは9月に行われますが、
その他の地区は10月に行われます。岸和田も「山手」の地区は10月なんですよ。

まだ夏の気配が色濃く残る、9月の最初の土曜・日曜あたり、各町会の方々によって、だんじりが曳行されるコースに当たる道に、早々と提灯が取り付けられます。
まだ、残暑が厳しい時期ではあるのですが、この様子を見ると、秋がもうそこまで来ているのだな、と感じるのです。

下の写真は9月のとある日に撮った、私が住む「深井」と呼ばれる地区のメイン通りの情景です。道路の両サイドに提灯が連なり、所々に横断幕が架かります。
001.jpg

「深井中町」のだんじり小屋。
002.jpg
その左横に、少しだけ見えている2階建ての建物は、地域会館です。
じつは、私、この地域会館で太極拳を習っているのですが、毎年9月になると、祭りの準備や寄り合いで、練習が出来なくなるのです(だから、嫌だと言っているのではないですよ 笑)。

地域会館の横にある公園にも、提灯が飾られています。
003.jpg

地域会館の中には太鼓が出され、祭りに向かって練習が始まっています。
004.jpg

深井やその周辺地区の今年の祭日程は、
宵宮 10月7日(土)
本宮 10月8日(日)
となっています。

メインの見せ場は、深井駅前のロータリー広場あたり。
毎年、豪快なやり回しが演じられています。


さて、下の写真は、私の実家がある「鳳」地区の、9月のとある日の夕景。
005.jpg

006.jpg
提灯に灯がともる様子を目にすると、益々祭りへの期待感が高まります。

鳳地区の、今年の祭りの日程は、
宵宮:10月6日(金)
本宮:10月7日(土)
残宮:10月8日(日)
となっています。

私の子供の頃は、祭りの日程は土日関係なしで、毎年10月3、4、5日と決まっていました。
とーぜん、祭りで学校を休む子がいたものです(そういう、おおらかな時代でした)。
祭りが終わった後、多くの男の子たちが、声をからしていましたね(笑)。

だんじりを引いていたのは、子供の頃だけだった私ですが、それでも10月が近づいてくるとわくわくしてきます。今年も、最も日本らしいイベントを、まったりと楽しみたいと思います。

みなさんの住む地域の、祭りの準備はいかがですか!?


都会の夏祭りが終われば、田舎の秋祭りだー!
祭囃子に参加するつもりで、
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hatumi30331

3日もあるの?凄いね!
こっちは土日だけです。
祭りの季節やね。
こちらでは今日、よさこいとだんじりがコラボする、日本でも、泉佐野しかない!という「ザまつり」があります!
毎年行ってるので・・・行ってきます!!
by hatumi30331 (2017-09-24 06:21) 

トロル

祭りかー。
最寄りでは町をあげてという大きいのはないけど、
何駅か先で、鮎まつりとか、たばこ祭りとか、道灌祭りとか、
特産物や歴史上人物を掲げた、
中には花火も上がるような祭りがあるみたい。
ってのは、小学生のとき近所の小学校が回り持ちした鼓笛隊で参加したことしかないから〜。
あんず飴とか食べたいけど、大人になればなるほど遠目から見ている感じです〜〜なんでかなー。
by トロル (2017-09-24 18:48) 

いっぷく

お祭り、このあたりでは〇〇祭りだけでなく、
〇〇フェスティバルとか、〇〇の日とか、
いろいろな催しがあちこちであります。
今日は「BLACK FESTIVAL」なるものがありました。
by いっぷく (2017-09-24 21:18) 

森田惠子

だんじりと聞けば、あの危険な祭り・・・と思ってしまう埼玉県人です。
埼玉県は忙しい12月にお祭りをするという変な県なんですよ。
秩父のお祭りが12月3日で、そのお祭りが徐々に移動してきて、大宮は10日に催されます。
by 森田惠子 (2017-09-24 21:22) 

うめむす

hatumi30331 さま
「ザまつり」は、今日(9/24)開催だったようですね。
よさこい鳴子踊りとの合体とありました。
毎年、盛り上がるのでしょうね。
伝統的な祭りが、こんな形で楽しまれるのは、
新しい祭りファンを呼び込めそうで、素晴らしい事です!
by うめむす (2017-09-25 01:35) 

うめむす

トロルさま
あんず飴は、関西ではあまり馴染が無いように思います。
私の子供の頃によく食べたのが、「りんご飴」でした。
小さめのリンゴ丸ごと1個に割りばしを刺し、赤い色の溶かした飴に漬け、しばらく置いてかためた、リンゴが包み込まれたべっこう飴みたいなモノです。
「中身のリンゴの酸っぱさ」と「周りの飴の甘さ」のコントラストが強烈でしたね。

郊外の農振部の伝統的な祭りは、豊作に感謝する「秋祭り」。
記事内で紹介した「鳳」のだんじり祭りは、およそ400年の歴史を有するといわれ、有名な岸和田のだんじり祭りより古い、というのが定説のようです。
私も今は、祭りの喧騒の中に身を置くのが好きなだけで、遠目に眺めている感じです~。

以上、大真面目に解説をしてしまいました。
だんじり曳航に参加するには、体力が必要だ。
それではヒンズースクワット、はじめっ!
by うめむす (2017-09-25 01:40) 

うめむす

いっぷく さま
イベント事も、魅力ある行事ではありますが、
私がこの記事でイメージしている祭りは、
祭囃子が聞こえてくるような、日本の伝統的な行事です。
でも、「BLACK FESTIVAL」が気になります。
ネットで調べましたが、よーわかりません。
如何なる祭りなのでしょうか?
by うめむす (2017-09-25 01:47) 

うめむす

森田惠子さま
だんじり祭りは、たしかに毎年のようにけが人が出る、
危険と隣り合わせの祭りです。
とくに、岸和田のだんじりが有名になってからは、各地域がその影響を受け、
昔には無かった、「やりまわし」が見せ所になっています。
やりまわしとは、簡単に言うと「高速コーナーリング」です。
遠心力が働くため、
屋根に乗っている人が落ちる・だんじりがコケる・建物にぶつかる
といった事故が誘発されます。
やる方は、うまく決まると快感なのでしょう。
観る方も、ヤンヤの声援で盛り上がります。
by うめむす (2017-09-25 01:52) 

ちぃ

秋祭りの時期ですね^^
だんじり祭りは岸和田のお祭りだと思っていたので
大阪に住み始めた当初あちこちで「だんじりが・・・」というのを聞いてびっくりしました^^;
さらにはふとん太鼓なるものもあって未だに祭り事情には??ですw
が、週末ごとに親子で連れ立って祭りの練習や地域の人が集まって準備しているのをみると
こういう地域のつながりって大切にだよね!と少々羨ましく思いますよー。
by ちぃ (2017-09-25 17:58) 

viviane

イメージ的には怖い?「だんじり」^^
有名ですものね~地元では、子どもも大人もこの祭りを楽しみにしている方、多いのでしょうね!
先日うちの近くの居酒屋さんで、泉州からいらしてる職人さんと隣席
だんじりは命!と熱く語っていましたよ
ただいま~無事戻りました
また宜しくお願いしま~す♪
by viviane (2017-09-25 18:59) 

うめむす

ちい さま
岸和田、それも浜手の9月祭礼のみが、すっかりメジャーになってしまいました。
10月こそが、ホントのだんじり祭りのメイン月間。歴史的にも負けてへんで!と、いう事でございます。
そして、一部の地域では、布団太鼓ですね。
私は、だんじりを見ることが好きなだけの、地元ファンですが、
ウチの親戚に、だんじり命のヤツがおります。
かつては大工方(だんじりの屋根に乗って踊る人)を務めたことのある、筋金入りのだんじり人間です。そいつの様子を見ていたら、地域の(一部の)強いつながりを感じますね!
by うめむす (2017-09-26 00:19) 

うめむす

viviさま
“イメージ的には怖い?「だんじり」”
そんなイメージとはいえ、全国的にその名前が知れ渡った事は凄い!
でも、荒っぽいだけではなく、夜間の提灯を飾り付けての曳行は、幻想的でもあり、光り輝くだんじりの姿に見とれていると、お囃子や歓声の喧騒さえ忘れて見入ってしまうことがあります。

お帰りなさい!
早速、サンフランシスコ、シアトルのレポート読ませていただいています。
続きを楽しみにしています!
by うめむす (2017-09-26 02:46) 

うっかりくま

おっ、だんじりレポート!私は岸和田の山手地区でしたが
有名な浜手のも見に行っていました。走り込み、やりまわし
の練習など1年中祭りを中心に生きているみたいな男性と、
廻ってくる男性を1日中料理でもてなす女性の話も部外者
ながら聞いて驚いていました。鳳の方が歴史があるのですね。
残暑や夏バテもこのワクワク感で乗り切れると思えました。
関東の御神輿はワッショイ!とかなので、だんじりの
テンテテンのリズムとソーリャの掛け声が懐かしいです。
by うっかりくま (2017-09-26 23:18) 

うめむす

うっかりくま さま
「テンテテンのリズム」は、よーわかりませんが、
「ソーリャの掛け声」は、岸和田式として正しいです。
それより歴史が古いはずの「鳳」は、すっかり岸和田の影響下にあります。
私が子供の頃、はしるときの掛け声は「ほいさっ、ほいさっ」でした。
今では、ほぼ「そーりゃ、そーりゃ」ですね。
「だんじり」そのものの形式も、すっかり岸和田式となりました。
一番の違いは、前てこの形状とその役割の差、です。
鳳の以前のスタイルの前てこは、コの字型で引くための仕掛けでしたが、
今の前てこの形状は、左右1本づつの棒で、かじ取りの仕掛けです。
昔は、やる事が無かった「やりまわし」を上手く行うため、と言えましょう。

以上、ここでも大真面目に解説してしまったわい!
さあ、うりくまさんも、ヒンズースクワットだ!!!
by うめむす (2017-09-27 01:39) 

うめむす

皆様、たくさんのコメントありがとうございます。
私、たいてい夜遅くに、半分眠りながら返答を書いているため、
「文章的におかしい」、「誤字がいっぱい」
などの傾向が見られます。
この場でまとめてお詫び申し上げます。
これに懲りずに、今後もコメント宜しくお願い致します、まんねん。
by うめむす (2017-09-27 19:57) 

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