大「快」造 劇的 ビフォーアフター [日常雑感]
前回の記事(7/9)で、7年ほど前に行った、石垣島あたりの写真をアップ致しましたが、その写真を探していた時、ついでに気になって取りよけておいた、同じぐらいの時期の写真があります。
本日は、その写真をアップして、無理矢理に1本の記事にしたいと思います(笑)。
題して
大「快」造 劇的 ビフォーアフター
↑ 某TV番組とちょっとだけ字が違うでしょ!
私は、長年リフォームという仕事にも携わってきましたが、その中には、正に劇的に変った例があります。さらにその中には、某番組に登場する「匠」の様に、こちらの意見を押し通し、こちらの思うように改造してしまったという、「奇跡のような案件」が、あります。
今回は、そんな一例を見てもらい、ちょっとびっくりしてもらおう、という趣向です。
誤解のない様に、先に申し上げておきますが、こういうやり方は、お客様との信頼関係が成り立たない限り、不可能です。お客様の思いを十分にくみ上げた上で、お客様が抱いているだろうイメージ以上ものを、こちらのスタイルで提案し、それをお客様が認めてくれた時のみ成立します(←すんまそん、ちとチカラが入りました)。
では、まいります。
場所は、大阪府内のとある市としておきましょう。
“古い鉄骨造2階建 一部木造増築の連棟、1階は店舗スペース”
という建物の2階部分の改造でした。
外部に面している東、西面の間口が狭く、窓が付いているのはこの2面のみ。
南、北面は壁一枚を隔てて隣家に接し、その壁(奥行き)がものすごく長い物件です。
もとは、お施主様のご両親が住まわれていたのですが、お父様が亡くなられ、ここで施主様ご夫婦が住まわれることになったための改装です。完成後の写真に壁付の手摺があるのですが、当時はまだご存命であった、お母様が来られた時の配慮です。
beforeとafterに分けて写真を並べます。
それぞれの写真に、1~5の番号をふりました。
写真の見方ですが、
例えばbefore 1が、改造後にafter 1のように変わった、ということです。
before
内部は木軸で造作され、経年劣化が著しい状態です。
before 1
左手が、南側の隣家と隔てる長い壁の一部です。
写真右端に西面の窓が見えています。
カーテンの左横は袖壁で、その向こう側に小さい流し台が隠れています。
before 2
右手が、北側の壁の様子です。
この壁の向こう側に階段室があり、さらにもう1枚の壁を隔て、北側の隣家と接しています。
正面奥の窓は、before 1の写真の右端にわずかに見えていた西面の窓。
その窓を覆うよう置かれている冷蔵庫が、所在無げです。
垂れ壁に吊られたカーテンの奥を、右に曲がるとトイレがあります。
before 3
だいたい同じ立ち位置から振り返って、東方向の様子です。
奥の白い壁の中央に、幅半間ほどの開口があります。
そこを通り抜けると、次のbefore 4の写真の所に続きます。
before 4
東面の窓が、奥正面に見えます。物だらけの状態です。
before 5
before 2で、位置の説明をしたトイレです。
after
なんという事でしょう!
after 1
左手が、南側の隣家と隔てる長い壁の一部です。
この壁に面して、幅2550㎜のシステムキッチンを設置しました。
その奥の袖壁の向こう側は、洗濯機置き場。
手前の袖壁とシステムキッチンの間のスペースには、冷蔵庫を置きます。
天井の基本照明は、埋め込み型の蛍光灯+ダウンライトです。
after 2
北側の壁面の様子です。
奥に見える腰壁の向こう側には、洗面台を設置してあります(after 5b)
腰壁の手前を右へ入ると、トイレ入口ドアがあります(after 5a)
その手前に、システムキッチン部材の、家電収納、カップボードが並びます。
垂れ壁・袖壁を挟んで、中ほどのスペースがダイニングルーム。
3連のペンダント照明の下には、ダイニングテーブルを置きます。
右手に見える四方アルミフレームのドアは、階段室からの入り口。
その横は、作り付けのテレビ台。下部は収納です。
さらに垂れ壁・袖壁を挟んで手前が、リビングルーム
右手に見える両開き戸の中は、仏壇置き場です。
after 3
家電収納前あたりから振り返り、東方向の様子です。
after 2で説明した、テレビ台、仏壇置き場、の並びに物入れを設置。
正面の壁の向こうには、ウォーク・イン・クローゼットがあり、さらにその向こうが寝室です。
after 4
アルミフレームの片引き戸を開けると、寝室方面です。
右手壁手摺の延長線上にわずかに見えるのが、東面の窓です。
この入り口を入ると左手壁に、ウォーク・イン・クローゼットの扉があります。
寝室はそのウォーク・イン・クローゼットのさらに向こう側です。
after 5a
after 2で位置を説明した、トイレです。
after 5b
そして、新設洗面台。
改装前は、ここがトイレの入り口でした。
今も、この壁の向こうがトイレ。
但し入り口は、右に見える腰壁の、右横に変えました。
いかがでしたでしょうか。
かなり驚きのビフォーアフターだったと思いますが・・・。
お客様には、すごく喜んで頂けましたよ!
私も、喜んで頂けたことが、すごく嬉しかったです。
どちらもいい気分!という事で
“大「快」造 劇的 ビフォーアフター ” おしまい。
「うん、これはいいんじゃないか」、と思って頂けた方は、
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本日は、その写真をアップして、無理矢理に1本の記事にしたいと思います(笑)。
題して
大「快」造 劇的 ビフォーアフター
↑ 某TV番組とちょっとだけ字が違うでしょ!
私は、長年リフォームという仕事にも携わってきましたが、その中には、正に劇的に変った例があります。さらにその中には、某番組に登場する「匠」の様に、こちらの意見を押し通し、こちらの思うように改造してしまったという、「奇跡のような案件」が、あります。
今回は、そんな一例を見てもらい、ちょっとびっくりしてもらおう、という趣向です。
誤解のない様に、先に申し上げておきますが、こういうやり方は、お客様との信頼関係が成り立たない限り、不可能です。お客様の思いを十分にくみ上げた上で、お客様が抱いているだろうイメージ以上ものを、こちらのスタイルで提案し、それをお客様が認めてくれた時のみ成立します(←すんまそん、ちとチカラが入りました)。
では、まいります。
場所は、大阪府内のとある市としておきましょう。
“古い鉄骨造2階建 一部木造増築の連棟、1階は店舗スペース”
という建物の2階部分の改造でした。
外部に面している東、西面の間口が狭く、窓が付いているのはこの2面のみ。
南、北面は壁一枚を隔てて隣家に接し、その壁(奥行き)がものすごく長い物件です。
もとは、お施主様のご両親が住まわれていたのですが、お父様が亡くなられ、ここで施主様ご夫婦が住まわれることになったための改装です。完成後の写真に壁付の手摺があるのですが、当時はまだご存命であった、お母様が来られた時の配慮です。
beforeとafterに分けて写真を並べます。
それぞれの写真に、1~5の番号をふりました。
写真の見方ですが、
例えばbefore 1が、改造後にafter 1のように変わった、ということです。
before
内部は木軸で造作され、経年劣化が著しい状態です。
before 1
左手が、南側の隣家と隔てる長い壁の一部です。
写真右端に西面の窓が見えています。
カーテンの左横は袖壁で、その向こう側に小さい流し台が隠れています。
before 2
右手が、北側の壁の様子です。
この壁の向こう側に階段室があり、さらにもう1枚の壁を隔て、北側の隣家と接しています。
正面奥の窓は、before 1の写真の右端にわずかに見えていた西面の窓。
その窓を覆うよう置かれている冷蔵庫が、所在無げです。
垂れ壁に吊られたカーテンの奥を、右に曲がるとトイレがあります。
before 3
だいたい同じ立ち位置から振り返って、東方向の様子です。
奥の白い壁の中央に、幅半間ほどの開口があります。
そこを通り抜けると、次のbefore 4の写真の所に続きます。
before 4
東面の窓が、奥正面に見えます。物だらけの状態です。
before 5
before 2で、位置の説明をしたトイレです。
after
なんという事でしょう!
after 1
左手が、南側の隣家と隔てる長い壁の一部です。
この壁に面して、幅2550㎜のシステムキッチンを設置しました。
その奥の袖壁の向こう側は、洗濯機置き場。
手前の袖壁とシステムキッチンの間のスペースには、冷蔵庫を置きます。
天井の基本照明は、埋め込み型の蛍光灯+ダウンライトです。
after 2
北側の壁面の様子です。
奥に見える腰壁の向こう側には、洗面台を設置してあります(after 5b)
腰壁の手前を右へ入ると、トイレ入口ドアがあります(after 5a)
その手前に、システムキッチン部材の、家電収納、カップボードが並びます。
垂れ壁・袖壁を挟んで、中ほどのスペースがダイニングルーム。
3連のペンダント照明の下には、ダイニングテーブルを置きます。
右手に見える四方アルミフレームのドアは、階段室からの入り口。
その横は、作り付けのテレビ台。下部は収納です。
さらに垂れ壁・袖壁を挟んで手前が、リビングルーム
右手に見える両開き戸の中は、仏壇置き場です。
after 3
家電収納前あたりから振り返り、東方向の様子です。
after 2で説明した、テレビ台、仏壇置き場、の並びに物入れを設置。
正面の壁の向こうには、ウォーク・イン・クローゼットがあり、さらにその向こうが寝室です。
after 4
アルミフレームの片引き戸を開けると、寝室方面です。
右手壁手摺の延長線上にわずかに見えるのが、東面の窓です。
この入り口を入ると左手壁に、ウォーク・イン・クローゼットの扉があります。
寝室はそのウォーク・イン・クローゼットのさらに向こう側です。
after 5a
after 2で位置を説明した、トイレです。
after 5b
そして、新設洗面台。
改装前は、ここがトイレの入り口でした。
今も、この壁の向こうがトイレ。
但し入り口は、右に見える腰壁の、右横に変えました。
いかがでしたでしょうか。
かなり驚きのビフォーアフターだったと思いますが・・・。
お客様には、すごく喜んで頂けましたよ!
私も、喜んで頂けたことが、すごく嬉しかったです。
どちらもいい気分!という事で
“大「快」造 劇的 ビフォーアフター ” おしまい。
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