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ここは何処!? 大きく変わりつつある、近場の我が故郷「鳳」 [日常雑感]

皆様、お盆はゆっくりできましたか!?
中には、久々に故郷に帰り、かつてのわが街の変貌ぶりに驚いた、なんて方もおられるのではないでしょうか。

非常にローカルな話題で恐縮ですが、じつは私の実家がある、堺市西区の「鳳(おおとり)」も、
今、大きく変貌を遂げようとしています。

このお盆に、クルマで15分もかけて(近っ!)鳳の実家に帰省した際、駅前広場を造成中の鳳駅付近を中心に、写真を撮ってきました。変わりつつある「近場の我が故郷」の記録を、Web上に残しておきたいと思います。

鳳は、かつて泉北郡に在った町であり、1942年に堺市に編入されています。現在では、堺市西区の中心的な街であり、西区役所が置かれています。今行われている再開発の中心は、
JR阪和線 鳳駅前のロータリー広場造成と、その横を通る道路の拡張整備工事です。

鳳駅は、この地域の中心的な駅で、駅前や、そこから続く本通りには多くの商店が軒を連ね、古くから栄えておりました。駅前の通りは、それなりに広くされてはおりましたが、客待ちのタクシーなどが並ぶと、送迎のためにクルマを一時停車させるのも困難な状態でした。

そこそこの使用客数がある駅にもかかわらず、路線バスは駅前まではやってこず、少し離れた西区役所に、バスターミナルが設置されているのが現状です。

8/13現在、駅前はこんな感じでした。
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鳳駅の、陸橋上にある改札口へ上がる階段の中腹部から見た、造成中の駅前広場の現況です。
ここには2軒のパチンコ店などがありました。
ロータリーが整備され、バスターミナルが設けられます。

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奥中央に見える低い建物が、鳳駅の駅舎です。
手前に見える駅前広場周辺部の歩道は、先行して工事が進められています。

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新しく造成中の駅前広場に向かって、新しいビルが建ち、テナント募集中です。

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駅前広場から少し東に行った所に、鳳本通りとの交差点(信号の所)があります。
鳳本通商店街アーケードの入り口が見えています。

鳳本通商店街アーケードの中を覗くと、こんな感じ。
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閑散としているのは、撮影時が8/13というお盆休み期間であったからもありますが、やはり全国的にみられる“シャッター通り化”が進んでいます。

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アーケード側から見た、鳳本通りの交差点。
だんじり小屋も見えます。

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交差点を過ぎると、道は府道13号線に向かって下って行きます。
子供の頃の記憶だと、ここは長くてきつい坂道だったのですが、今見ると、実に緩やかなスロープといった感じなのです。幅員は倍ぐらいに広められました。

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坂を下り切ると、府道13号線との交差点。
古いショッピングセンター「おおとりウイングス」があります。
この大きなショッピングセンターが出来ると決まったとき、地元鳳本通り商店街では大騒ぎだったようですが、それから40年近くが経ちました。

今回の開発は、10年ぐらい前からすでに始まっています。2009年に、ショッピングモール「アリオ」が鳳の地に誕生し、それに合わせるように、駅からそこへ続く道の拡張工事が先行して行われたのです。

道路拡張に当たり、旧沿線の多くの建物が立ち退きになり、新しい沿線に沿って、多くの建物が新たに建ちました。広い道路が街を南北に貫くようになり、新しい沿線の街並みは、「ここは何処」状態となりました。

しかし、そこを外れ、旧町内へ足を踏み入れると、道は狭く迷路のようで、私の子供の頃見た街中の様子が色濃く風景が残されています。
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写真で町中風景の一部を切り取ると、まるでタイムススリップしたようにも見えます。


鳳駅前の整備工事は、平成30年度には完成するようです。
最終的には、どのような変貌を遂げるのでしょうか。
その時、このブログの更新が続いているならば、再びその様子をお伝えしたいと思います。


日本国中の、古くから栄えてきた町が、
希望に満ちた、明るい未来図を描けることを祈念して、
ポチッとお願いします。

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